2015年08月18日
ラクリマクリスティ・ロッソ・ヴェスヴィオ DOC
Lacryma Christi Rosso Vesuvio DOC
ラクリマ・クリスティ・ロッソ・ヴェスヴィオ
土着品種ピエーディロッソ & アリアーニコをブレンド。
明るいルビー色。 ベリー系の優しい香り。
フレッシュな果実味と柔らかなタンニンが重すぎず、夏のイタリアンにも最適。


“ キリストの涙 ” という畏れ多いネーミングのワイン。
これは、この地にまつわる伝説から付けられました。
その昔、天国から追放された堕天使ルチーフェロが切り裂いてきた天国の一片を 神はナポリ湾に見つけてしまいました。
そのことを嘆き悲しんだ神が天国で流した涙が、ナポリの地にこぼれ落ちました。
涙が乾いたその地からは葡萄の樹が生えてきたのです。
その葡萄から造られるワインを ラクリマ クリスティと呼ぶようになりました。

『 フェウディ・ディ・サングレゴーリオ社 』 は、1980年11月に起きたイルピニア地震の復興をと地域再生を願いエンツォ・エルコリーノ氏が親族と共に創設しました。
地震復興基金を元手に、当時の最新の技術による葡萄栽培法や醸造技術を用いて、モダンワインの生産を始めました。
古代ローマ時代からこの地方一帯では、ワイン造りが大変盛んにおこなわれていました。
時の教皇サン・グレゴリオは、サンニオやイルピニアの丘一帯を葡萄畑とし、ワイン造りに貢献したとして崇められています。
“ フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社 ” は、この偉大な教皇の名を社名としました。

2006年に創業者夫妻がワイナリーを離れ、甥のアントニオ・カパルド氏が2009年に社長に就任。
現在は、アントニオ氏による新体制でさらなる躍進を遂げるプロジェクトを進行中!
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオの世界観を広げようと、高品質のワイン造りに新たな挑戦を始めています。

今やカンパーニャ州随一の生産者として世界にその名を轟かせただけでなく、南イタリアワインの品質向上に貢献し、牽引しています。

フェウディ・ディ・サングレゴリオの高品質のワインの秘密は畑。
3つのDOCGエリアに標高400~700mの最高の条件の場所に畑を所有。
Foto da Feudi di San Gregorio.S.p.A
*** カンパーニア州アヴェッリーノ県 ***


カンパーニア州の他に、バジリカータ州とプーリア州にもカンティーナを持っています。
Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 17:59
│Campania