2011年12月22日
パネットーネ & パンドーロ
日本ではクリスマスケーキが一般的ですが、イタリアにはクリスマスケーキはありません。 その代わりに、クリスマスが近づく頃、特別なお菓子が出回ります。
イタリアの代表的なクリスマスのお菓子
パネットーネとパンドーロのお話。
どちらも高さ30cm、直径30cm程の山型の焼き菓子です。
こちらは、パネットーネ。
ミラノのあるロンバルディア州を発祥とするパネットーネは、パネットーネ種の天然酵母を用いて、レーズンやオレンジなどのドライフルーツがたっぷり入れて焼いた伝統菓子です。
アドヴェントと呼ばれる待降節の期間中に、親戚や友人同士で贈り合う習慣があります。 日本のお歳暮の習慣とよく似ています。
12月になると、各家庭の食卓に必ず登場するお菓子です。
クリスマスの日限定で食べるのではなくて、カップッチ-ノと一緒に朝食としてよく食べられます。
12月の朝食は、毎日パネットーネとなるのです。
また、3時のおやつにジェラートやチョコレートを添えたり、スプマンテといただいたり、とにかく毎日食べてクリスマスを迎えるのです。
美食と豊食の国となった日本でも、今では12月になるとパネットーネやパンドーロを見かけるようになりました。
パネットーネ菌の扱いは難しく、高度な製パン技術と手間を要するため、本場イタリアでも家庭で作るよりお店で購入するのが一般的です。
パネットーネ種ならではの風味がありケーキよりはパンに近く、軽い食感なので、ついつい食べ過ぎてしまうものです。
賞味期限が長いのも特徴ですが、これは保存料が使われているわけではなく、焼成後も保水性に優れているので、しっとり感が長く続きます。 なんといっても防腐性・防菌性にも優れているのは
“ パネットーネ菌 ” の酵母菌の強さにあります。
こちらがパンドーロ。 ヴェローナ発祥と云われるパンドーロは、生地が黄金色の星形をした菓子です。
パンドーロは、ちょっと楽しい食べ方をします。 箱の中には粉糖が同梱されていて、パンドーロの入っているビニール袋に粉糖を全て入れます。 そして袋ごと思いっきり上下にシェイク、左右にシェイク。 そして粉糖をパンドーロ全体にまぶします。
そうすると、まるで雪が降りつもった山のようになります。
パンドーロには、ドライフルーツは入らず、卵とバターをふんだんに使ってふっくらと仕上げます。
食感はパネットーネよりもフワフワで、シフォンケーキのようです。
星形のひっこんだ部分にナイフを入れ、縦に切るのが基本ですが、横向きにスライスして少しずらして重ねるとツリーのようになります。 思い思いに飾ってみる楽しさがあります。
スーパーやお菓子屋さん、ケーキ屋さんには、このように山積みにされて販売されます。
イタリアの代表的なクリスマスのお菓子
パネットーネとパンドーロのお話。
どちらも高さ30cm、直径30cm程の山型の焼き菓子です。
こちらは、パネットーネ。
ミラノのあるロンバルディア州を発祥とするパネットーネは、パネットーネ種の天然酵母を用いて、レーズンやオレンジなどのドライフルーツがたっぷり入れて焼いた伝統菓子です。
アドヴェントと呼ばれる待降節の期間中に、親戚や友人同士で贈り合う習慣があります。 日本のお歳暮の習慣とよく似ています。
12月になると、各家庭の食卓に必ず登場するお菓子です。
クリスマスの日限定で食べるのではなくて、カップッチ-ノと一緒に朝食としてよく食べられます。
12月の朝食は、毎日パネットーネとなるのです。
また、3時のおやつにジェラートやチョコレートを添えたり、スプマンテといただいたり、とにかく毎日食べてクリスマスを迎えるのです。
美食と豊食の国となった日本でも、今では12月になるとパネットーネやパンドーロを見かけるようになりました。
パネットーネ菌の扱いは難しく、高度な製パン技術と手間を要するため、本場イタリアでも家庭で作るよりお店で購入するのが一般的です。
パネットーネ種ならではの風味がありケーキよりはパンに近く、軽い食感なので、ついつい食べ過ぎてしまうものです。
賞味期限が長いのも特徴ですが、これは保存料が使われているわけではなく、焼成後も保水性に優れているので、しっとり感が長く続きます。 なんといっても防腐性・防菌性にも優れているのは
“ パネットーネ菌 ” の酵母菌の強さにあります。
こちらがパンドーロ。 ヴェローナ発祥と云われるパンドーロは、生地が黄金色の星形をした菓子です。
パンドーロは、ちょっと楽しい食べ方をします。 箱の中には粉糖が同梱されていて、パンドーロの入っているビニール袋に粉糖を全て入れます。 そして袋ごと思いっきり上下にシェイク、左右にシェイク。 そして粉糖をパンドーロ全体にまぶします。
そうすると、まるで雪が降りつもった山のようになります。
パンドーロには、ドライフルーツは入らず、卵とバターをふんだんに使ってふっくらと仕上げます。
食感はパネットーネよりもフワフワで、シフォンケーキのようです。
星形のひっこんだ部分にナイフを入れ、縦に切るのが基本ですが、横向きにスライスして少しずらして重ねるとツリーのようになります。 思い思いに飾ってみる楽しさがあります。
スーパーやお菓子屋さん、ケーキ屋さんには、このように山積みにされて販売されます。
Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 21:36
│イタリアのお菓子