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オーナーシェフ:青木善行 福岡県産。22歳で渡伊。在伊歴15年を機に帰国。 妻の故郷の沖縄でスローライフ&スローフード実践中。 サービス:めぐみ 沖縄県産。イタリアに魅せられ渡伊。在伊歴3年。 夫婦2人3脚で、おいしい80種類のイタリアワイン&美味しいイタリア料理をフルコースで提供しております。
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てぃーだブログ › 特別な時を過ごす大人の為のイタリアン リストランテ ラビュー

2012年02月22日

2012特集 ② リグーリア州 Ⅳ-2 州都ジェノバ

今日は、チェントロ・ストーリコと呼ばれる旧市街の紹介です。


宮殿の建ち並ぶエリアのすぐそばには、港町ジェノバの庶民の生活の場があります。 細い路地を歩きながら真上を見上げると、洗濯物が風に吹かれている景色がそこかしこに見られます。



風情を感じるポルテッロ広場周辺。 カステレットと呼ばれるジェノバ市内を眺望できる丘に上がれるエレベーターがあります。



傾斜面の多いジェノバには、エレベーターのほかにもケーブルカーもあります。  かわいいケーブルカーに乗ってみるのも楽しいし、ジェノバの街、海、港、船舶などを高い位置から見下ろすと、大航海に夢を馳せたコロンブスの気分を味わえるかもしれません。



そして、こちら(左)がアメリカ大陸を発見したあのクリストファー・コロンブス ( イタリア語で、クリストフォロ・コロンボ ) の家とされた建物です。 建物自体は、復元されたものだとのこと。
冒険家、大航海者、米大陸発見者と同時に奴隷商人で虐殺者でもあったという事実は、ジェノバで学びました。

ジェノバの偉人ゆえに、駅前には銅像(右写真)が建ち、ジェノヴァの空港名はクリストフォロ・コロンボ空港となっています。



またジェノバには、ヨーロッパ最大といわれるジェノバ水族館があります。 が、(ここだけの話)美ら海水族館のスケールを超える水族館はないと実感。 



   有名建築家により、景観整備され綺麗になった旧港。 
    ロマンチックです。 



   大航海時代のガレー船。 こちらはネプチューン号。
   こんな船でコロンブスも航海にでたのでしょうね。



     ジェノバのシンボルになっている最古の灯台。

                Fofo da comune di genova  

Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 16:40イタリアの州と美味しい街

2012年02月21日

2012特集 ② リグーリア州 Ⅳ-1 州都ジェノバ

今日と明日は、州都ジェノバの街の紹介です。
国際色豊かなイタリア一の貿易港を有し、古い歴史を感じとれる街並と近代的な新しい街のふたつの顔を持つのが今のジェノバ。



中世の時代、ヴェネチア共和国と最大のライバル関係にあり、海洋国家として栄華を極めたジェノバは、かのコロンブスゆかりの地でもある海洋王国として繁栄した歴史と文化を今に伝えています。



中心街にあるフェッラーリ広場。 美術館のような芸術的建築物が建ち並ぶ豪華な地区と古い歴史の面影を残す下町の雰囲気のある界隈が混在しているのが見どころです。 

今日は、芸術的な元貴族の宮殿であった建物が建ち並ぶ界隈の紹介です。 


パラッツォ・ロッソ。 鮮やかな赤が特徴的な赤の宮殿と呼ばれるこの宮殿は、現在は美術館になっています。



パラッツォ・ビアンコ。 どっしりと重厚で優雅な造りの白の宮殿と呼ばれるこの建物も美術館になっています。



パラッツォ・ドーリア・トゥルシ(ドーリア・トゥルシ宮殿)は、現在は市庁舎。 16世紀に銀行家だった貴族が建てたもので、他の宮殿よりも豪華さを感じます。

特筆すべきは、ジェノヴァに生まれた天才バイオリニスト、ニコロ・パガニーニが愛用したバイオリンが宮殿内の美術館に保管されています。 また、市庁舎内には、コロンブス直筆と云われる手紙が保存されています。



この3宮殿が建ち並ぶこの通りは、16世紀の貴族の邸宅が立ち並ぶ当時の栄華が偲ばれる地区。 ガリバルディ通りと呼ばれるこの大通りとあと2つの宮殿が多く建ち並ぶ通りは、2006年にユネスコ世界文化遺産として登録されています。



パラッツォ・サンジョルジョ(サン・ジョルジョ宮殿)は、正面のファサードが素敵な宮殿で、1260年に建てられました。 

かつては牢獄として使われていたそう。なんと美しい牢獄なのだろうかと思います。 かのマルコ・ポーロは敵国ヴェネツィア出身の商人であったことから投獄され、投獄仲間の一人に語った話が 「 東方見聞録 」 になったのだそうです。

その後15紀までは税関として使われ、15世紀以降はサン・ジョルジョ銀行として、世界の交易に重要な役割を果たしていたそうです。 現在は港湾局になっています。



サン・ロレンツォ大聖堂は、白と黒の大理石の縞模様のゴシック様式の建物。 キリストが最後の晩餐で使用されたと云われる 〈 聖杯 〉 が納められているとか。



世界遺産になった宮殿群を見てくると、かつてのジェノバの繁栄が、想像をけた外れに上回るものだと認識させられます。
                    Foto da comune di genova

明日は、ジェノバの旧市街と今の町並の話題です。



  

Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 17:29イタリアの州と美味しい街

2012年02月16日

2012特集 ② リグーリア州 Ⅲ ドルチェ&特産品2

今日は、リグーリア州の特産品やお菓子のお話です。

 ショートケーキ リグーリアの小さな町のお菓子たち




 船 ジェノバの町のお菓子

 ショートケーキ パンドルチェ


ジェノバのパネットーネのことで、クリスマスに食べる菓子。 ジェノバのパンドルチェは、一般的なパネットーネよりもひとまわり小さく、ドライフルーツがぎっしり詰まっているのが特徴です。

 ショートケーキ ビスコッティ・ラガッチョ


ジェノバ風のビスコッティです。 ひとまわり大きく、パンを2度焼きしたもので軽い食感。


 プレゼント トリッリァの町のお菓子

 ショートケーキ カネストレッリ


真ん中に穴のあいたマーガレットの花のようなクッキー。
卵白を使わず、卵黄だけをつかって焼いているので、サクッとしてホロッともろくて、すぐに崩れるのが特徴です。


 やし アラッシオの町のお菓子

 ショートケーキ バーチ・ディ・アラッシオ 


アラッシオという港町のバーチ・ディ・ダーマは、カカオを練り込んだもの。 バーチ・ディ・アラッシオと町の名前がついています。


 やし ラ・パッロの町のお菓子

 ショートケーキ ゴベッティ


サクッとしたパイ生地のなかに特産品の杏(あんず)のジャムの
入った甘いお菓子。


 プレゼント サッセッロの町のお菓子

 ショートケーキ アマレッティ


アーモンドの生地で練ったクッキー。 
リストランテ・ラビューのプティフールでも登場するお菓子です。


 晴れ リグーリア名物

 トルタ・パスクアリーナ


パスクアの日にリグーリアで食べられるタルト。
ほうれん草の入ったタルト生地の中に生卵をおとして焼くと、きれいに黄身と白身が卵の形で現れます。

 ファリナータ


ひよこ豆を粉にして焼き上げた薄焼きのクレープ。
リグーリアのヒラヤチーみたいなものです。小腹がすくと、食べるおやつです。


 カクテル サヴォーナのキノット 


サヴォーナの名物の “ 苦いオレンジ ” と名のついたオレンジから作られる飲み物。
みかんの大きさはあんずぐらいで、果肉は白く、皮は黄色からオレンジがかった色をしています。


これらはほんの一部ですが、まだまだ沢山美味なるお菓子があります。 現地に行って、食べ比べると楽しいですよ。
                 
                Foto da Rivieraligure.it  

Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 19:49イタリアの州と美味しい街

2012年02月15日

2012特集 ② リグーリア州 Ⅱ 郷土料理と特産品1

今日と明日は、リグーリア州の食材や特産品のお話です。
今日は、海の幸と山の幸についてのお話です。



太陽の眩しい陽光あふれる風光明媚な海岸線が続くリグーリア。



眩しい陽射しとミネラルたっぷりの潮風を受けて育った優れたオリーブオイルやバジルなどのハーブ類、新鮮な魚介類、独特の土地で造られた葡萄畑で生み出されるワインなど美味満載です。


 食事 リグーリア州の食文化

リグーリア州は傾斜地が多く平地に乏しいながらも、先人たちの多くの知恵と独特な地形によって生み出された山海の恵みは、リグーリア州の食の発展に貢献し、豊かな食文化へと繋がりました。

例えば、リグーリア州のアンチョビ(いわしの塩漬け)は、イタリアの中でも上質とされています。
ジェノヴァより東側(右サイド)地区の漁村では、青魚や売り物にならないような魚や小魚がよく獲れるところでした。

漁師の妻達は、そんな安魚やイワシを塩漬けにし、籠にのせて遠くピエモンテ州などへ行商に出かけていき、生活していました。 
今では、イタリア料理に欠かせないアンチョビは、このようにして広まって行ったそうです。

特別高価な食材に恵まれまかった小さな漁村の主婦たちのアイディアと他に類を見ないと云われるリグーリアの山海の幸を使ったお料理を紹介します。

さかな カッポン・マグロ


近海で獲れる魚介と野菜を使った温かいサラダ。手長エビをドーンとのせた豪快な盛り付けが特徴的です。

さかな ブリッダ


タラなどの魚のトマトと白ワインで煮込んだ具だくさんの魚介スープ

さかな チュピン


リグーリアのブイヤベースと云われるもの。 煮込んだ魚介スープをさらに濾してサラサラにした魚介のエキスがたっぷりのスープ。

さかな ズィミノ


 沖縄でもよく食べられるフダン草とイカなどのトマト煮込み。



ふたば ペースト・ジェノヴェーゼ


リグーリアの食文化のシンボルとなったペーストです。
バジル、松の実、パルミジャーノチーズ、オリーブオイルで生みだされるペーストは、まさにリグーリアの太陽の恵みの賜り物です。 


食事 コルツエッティ


スタンプの押し型で作る珍しい平たい手打ちパスタ。

食事 トロフィエトロフィーの形から名付けられた手打ちパスタ。



食事 トロフィエのジェノヴェーゼ


ペースト・ジェノヴェーゼといんげん、じゃがいもをトロフィエのパスタと合わせるのが伝統的なレシピです。

食事 フォカッチャ


フォカッチャもリグーリア生まれのパン。
地域の特産物を入れ込むのが特徴なので、町によってオリーブの実やトマトが入ったものやハーブを練り込んだもの、玉ねぎ入りのものなど、様々です。

食事 パンソッティ


リコッタ・チーズとハーブをくるんだパスタにくるみのソースで頂きます。


晴れ オリーブオイル


オリーブ畑は海に近く、潮風を受けて生育するオリーブから採れるオイルは、えぐみが少なく、どんな料理に合わせやすいのが特徴。

魚貝料理はもちろん、松の実やくるみなどのナッツ類、ハーブを使った料理が多いリグーリアの料理は、とてもライトでヘルシーで健康的な食文化とされています。

地中海料理として世界的に美食な伝統料理として認められました。

              Qualche foto da Riviera ligure.it

  

Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 20:52イタリアの州と美味しい街

2012年02月10日

2012特集 ② リグーリア州 Ⅰ 

2012特集 イタリアの州と美味しい街の2つ目の州は、リグーリア州です。 今日からリグーリア州の連載です。



リグーリア州は、フランスのコート・ダジュールにかけての総延長約300kmに渡る風光明媚なヨーロッパ有数のリゾート地。 
ゆるやかな弧を描いたように広がる 『 リヴィエラ海岸 』 は、是非足を運んでほしいところです。


州都はジェノヴァ。 北イタリアに属しながら、温暖な気候に恵まれています。 西部はフランスに隣接し、平地が殆ど無く、アペニン山脈の山々が海岸近くまで迫り、独特の景観をつくり出しています。



風光明媚な高級リゾート地の “ ポルトフィーノ ”“ サンタ・マルゲリータ・リグーレ ” カジノと音楽祭で有名な “ サン・レモ ” や世界遺産の “ チンクエテッレ ” “ ポルトヴェーネレ ” などの魅力的あふれる小さな町や漁村が海岸沿いに点在しています。





赤い地区が、チンクエ・テッレ(5つの村)と呼ばれる、ユネスコ世界遺産に指定された海岸沿いの村々が有名なところ。




黄色が、ジェノバを中心とする東リヴィエラ地区。 高級保養地ポルトフィーノは、イタリアのスター達のバカンス地です。



は、西リヴィエラ地区。サン・レモ音楽祭で有名なサン・レモがあります。
オレンジ地区のフランスに隣接する所は、花のリヴィエラと呼ばれる温暖なリゾート地。 


イタリアの中でも好きな州のひとつが、このリグーリア州です。 
古く良き昭和50、60年代の沖縄と同じ匂いのするところでもあります。  高級リゾート地でもありながら、昔の映画に出てくるような風情たっぷりの町や村に魅力が満載です。

また、フランスにも近いことから、上品な雰囲気ただようところです。


                       Foto da 5terre.it  

Posted by リストランテ ラビュー Ristorante Ravieu at 19:31イタリアの州と美味しい街